赤ちゃんと木
赤ちゃんが心安らぐ素材の一つとして「木」が挙げられるのをご存知ですか?
それは「木」が、より手に馴染む素材だからなのです。
材料として加工され、おもちゃや家具などの製品となったあとでも空気や水分が行ったり来たりして、いわゆる“生きた”状態が続いています。
ここが人間との最大の共通点。他の素材にはほとんど見られない特徴です。
「木」は他の素材に比べ、人の肌の風合いにより近いからこそ手に取って安らぎが得られるのです。
心穏やかなときに滑らかな感触で包み込んでくれることがあるかと思えば、落ち込んだ時にはゴツゴツと力強い感触で励ましてくれることもあります。ひんやりしているかと思えば、温かみを感じることもあります。「木」は触れる人の感情にすら馴染む素材であると言えます。
木をもっと生活の中心に
そんな「木」を使った製品を生活の中心に置いてみる。
これが東京おもちゃ美術館が提唱する“木育”です。
木の食器、木の家具、木の小物・・・どんなものでもいいですが、やっぱり子どもたちには「木のおもちゃ」がぴったり。
世界中の熟練のおもちゃ職人たちが一つ一つ丁寧な手仕事で作り上げた木のおもちゃは、とてもシンプル。
シンプルだからこそ繰り返し遊ぶことができ、繰り返し遊ぶことで驚きや発見、工夫という豊かな感性が育まれます。
さあ、五感をフルに使って木のおもちゃを楽しみましょう!
グッド・トイで選定されたおもちゃの中から、とびきりの木育おもちゃをご紹介いたします。
(関連リンク)
認定NPO法人 芸術と遊び創造協会(東京おもちゃ美術館)
http://goodtoy.org/
木育ラボ
https://www.mokuikulabo.com/